毎日暑いですね。体調管理はできていますか?
暑さ対策と並んで体調管理に欠かせないのが、水分補給。意外と気付かないうちに脱水症状になっているらしいですよ。幸い、日本では、蛇口をひねれば当たり前のように飲むことが可能な水が出てきますし、出先でもお店に行けば簡単に水を手に入れることができます。年齢が高くなるにつれ、喉の渇きも感じにくくなっているそうですので、特に高齢の方は、定期的に水分補給をすることが大切です。
さて、そんな水ですが、市販の水には賞味期限が記載されていますが、水道水には勿論そんなものは記載されていません。水道水って、賞味期限があるのでしょうか。
水道水には雑菌などの繁殖を抑えるための残留塩素を保持させるよう義務付けられています。つまり、その塩素の消毒作用がなくなると雑菌が増えるリスクが高くなる、ということです。
東京都水道局の発表によると、水を保存する場合、「常温
※で3日、冷蔵庫で10日程度」が飲料可能な目安だとされています。ただし、浄水器を通したり沸騰させたりすると塩素の効果が弱くなってしまうので、直接蛇口から容器に水を注ぎ、なるべく空気に触れないようにすることが重要なのだそうです。
もしもに備えて水を備蓄されているご家庭もあるかと思います。「水だから」と油断して、うっかりお腹を壊してしまった…なんてことがないように気をつけなければなりませんね。
常温:直射日光に当たらない涼しいところ。
( 神垣 )
2021年08月03日 11:22