忠臣蔵のお財布
昨日、BS・TBSの「歴史鑑定」で「いくらかかった?忠臣蔵」を興味深く見ました。NHKでは「歴史探偵」を見、BS・TBSでは「歴史鑑定」を見るという調子です。
さて、いくらかかった?は、大石内蔵助が「金銀請払帳」なるものを記載した忠臣蔵の決算書は興味深いものでした。
藩士への給料・退職金、藩の借入金を支払った後の手元のお金は約8,000万円。使ったのは、赤穂浅野家再興のための資金提供、江戸・京都の旅費交通費、( 元藩士など ) 浪人となった元家臣への浅野内匠頭切腹から吉良家討ち入りまでの1年9ヶ月の生活費補助などなど。
良くぞ 大石内蔵助は元家臣の面倒を見、周到な準備をしたと感心しました。
忠臣蔵の決算書が残されており、内部事情が詳細に分かったということで、帳簿は大事だと再確認できました。
( 山田毅美 )
2021年12月14日 15:56