カキ殻配合の筆記用具
広島県産のカキのむき身の水揚げ量は、年間およそ2万トンにのぼる一方で、殻の量はその5倍に達すると推計されていて、廃棄物となった殻は細かく砕いてニワトリの餌などに活用されています。こうした活用策の一環として、プラスチック製品を作る大阪府の会社が、広島県で水揚げされたカキの殻を混ぜて作った鉛筆とボールペンを完成させ、江田島市の小学生にプレゼントされました。
粉状にしたカキの殻を全体のおよそ70%配合し、少しザラザラした手触りが特長だそう。
活用法がないと思っていたものでも、視点を変えると思わぬお宝になるものですね。
( 池内 )
2021年10月28日 10:22