非接触型ディスプレイ
広島銀行は、6日、非接触操作の可能なATMを稼働させました。これは、新型コロナウィルス感染拡大を受けて、昨年12月より実証実験が行われていたもので、空中に浮かぶパネルで操作を行うため、指で機器に触れずに済むというもの。利用者からの「操作ボタンを指で押すのは心配」という声が開発のきっかけだと言います。
空中ディスプレイは光の反射を利用して何もない空中に映像を表示し、その画面に触れることで操作ができるというもので、ATMでの採用は全国初だとか。
また、心配されるセキュリティの面でも、空中に浮かんでいるATM画面は正面の一定の位置からしか見えないため、左右からの操作画面の覗き込みや操作位置の特定ができない仕組みになっているようです。
子供の頃にアニメで見ていた未来の世界が、すぐそこまでやってきているようです。
( 神垣 )
2021年05月11日 16:11