あご出し
「あご」とは、「飛魚」のこと。私にとっての「あご」は、「焼きあご竹輪」です。かつて、大山スキーへの帰りに電車の中で食べたり、土産として持ち帰った味は、忘れられません。
今でも、山陰地方に行けば買って食べます。
ところで、「出し」とは、
① 「出し汁」のこと
② だし汁を取るための昆布・鰹節・煮干しなど (大辞林)
とされています。飛魚は、時には時速60㎞で海面を300m以上も飛び、種類も30以上あるとか。(大辞林)
出汁は、多くの人が使っていると思います。私は、百貨店で九州地方の出汁を買い求め、飲んでいます。「使っている」より、「飲んでいる」派です。出汁パックの説明を読むと、「焼きあご・鰹節・うるめ鰯・真昆布・海塩」の国産原料を使用しているそうです。
味噌汁まではいらないけれど、出汁を飲みたい気分になることは良くあります。日本の和食文化が生み出した優れものです。
ところで、先日、テレビの健康番組で出汁を取り上げていました。
肥満・高脂血症などには、朝食に出汁を飲むことを勧めていました。朝、出汁を飲むことで舌に「うま味」を感じさせると、味のないものは食べたくなくなり、その結果、肥満・高脂血症が改善したという報告。
影響されやすい私も、朝食に出汁を飲む事をやってみようと、ここ数日やっています。
舌に「うま味」を感じさせ、過食を防ぐ、なかなかなかなか訴えるものがあります!
( 山田 毅美 )
2019年10月31日 13:00